目次
雑木林の小さな家
敷地は名古屋市南部の丘陵に近い標高60mの低い山の麓に位置し、雑木林が茂り市内では珍しくタヌキ、カブトムシ、ホタルなどが観察できる自然豊かな環境です。そこに小さくて簡素だけれど雰囲気のある平屋の家を計画しました。建物は坪数を出来るだけ抑え、その分肌触りが良く経年変化による味わいを愉しめる自然素材を用いて質と雰囲気を高めました。各室の建具を開けると、フロアがつながりワンルームになる事で実際の面積以上の広がりが感じられます。また、どの窓からも雑木林が望め、ゆったりと寛ぐ事ができます。こだわりを持って丁寧な暮らしを送るご家族の温もりが感じられ、愛着の湧く家です。
雑木林の小さな家 リビング 居間
木製窓から雑木林の緑を取り込み、天窓から光が注ぐ気持ちの良いリビング。
雑木林の小さな家 リビング 居間
ダイニングの入り口の引き戸に、ステンドグラスをはめ込みました。
勾配天井で視線が伸び、実面積以上の広がりを感じます。
雑木林の小さな家 リビング 居間
板貼りの勾配天井をきれいに見せるために、ダウンライトをやめて間接照明で照らしています。
雑木林の小さな家 リビング 居間
天井の高いリビングは広がりを感じます。
雑木林の小さな家 キッチン
調理中の雑然とした様子が見えないように、手元に立ちあがりをつけました。
雑木林の小さな家 書斎
キッチン横の奥さんのデスクコーナー。家事の合間に書類を書いたり、パソコンをしたり。飾り棚にお気に入りの雑貨を飾って楽しみます♪
雑木林の小さな家 ロフト
ロフトは本が好きなご主人の読書スペース。
雑木林の小さな家 和室
雑木林の緑を眺めながら作業ができるカウンターデスク。
雑木林の小さな家 外観 エクステリア
雑木林の風景に馴染むように、高さを低く抑えて設計しました。ウッドデッキの手すりに布団を干します。